
2025年MBC歌謡大祭典が“今年いちばん話題”になった理由――新MC×20周年×ライブバンド
AllDayProjectのアニが初めてのMC業に挑戦し、SHINeeのミンホと兵役を終えたファン・ミニョンと共演。30組以上のアーティストが出演し、ライブバンドが導入された今年の歌謡大祭典について、ファンが注目している3つのポイント。
ALLDAY PROJECTのANNIE、初MCが“年末の大舞台”で注目
年末のK-POP特番の中でも存在感が大きい「MBC歌謡大祭典」。その2025年版が、放送前から放送後まで話題が途切れない理由の一つが、新MCのフレッシュさです。ALLDAY PROJECTのANNIE(アニー)が、この番組で“デビュー後初のMC”に挑戦。しかも、長年の視聴習慣がある年末特番での抜擢という点が、ファンの期待値を一気に押し上げました。
ミンホ×ファン・ミニョン×ANNIE、三者三様の“安心感”が強い
進行を支えるのは、SHINeeのミンホ、そしてファン・ミニョン(NU'EST出身)とANNIEの3人。ミンホは番組MCとしての経験値が高く、場をまとめる力が強いタイプ。一方でANNIEは初挑戦ならではの緊張感とエネルギーが前に出る。そこにファン・ミニョンの落ち着きが加わり、3人のバランスが「見ていて安心する」と受け止められました。
ファン・ミニョンは“兵役後の初舞台”ではなく「召集解除後の大型放送出演(MC)」がポイント
もう一つの注目点は、ファン・ミニョンの復帰タイミングです。彼は社会服務要員としての代替服務を終えた後、この「歌謡大祭典」でMCとして合流。ここで大事なのは、“兵役後の初ステージ”というより、「召集解除後、最初期の大型年末放送で“進行役”として戻ってきた」点です。ファンが待っていた“公の場への帰還”として、象徴的な瞬間になりました。
「今年は特別」――ライブバンド導入が空気を変えた
今年の“違い”として語られやすいのが、ライブバンドの導入です。音の厚み、熱量、曲間の高揚感が変わるため、同じ楽曲でも見え方が変わる。ANNIE自身も「今年はライブバンドと一緒で、より特別」と語っており、視聴者側でも「雰囲気が違う」「ステージの格が上がった」と感じた声が多く見られました。
なぜファンたちが盛り上がっているのか
20周年の“節目”で、出演陣が幅広い
2025年の歌謡大祭典は20周年。K-POPの主力どころに加え、新しい顔ぶれまで幅広く揃ったことで、「一晩でトレンドの地図が見える」番組になっています。出演者には、aespa、ATEEZ、BOYNEXTDOOR、ILLIT、ITZY、IVE、LE SSERAFIM、NCT DREAM、NCT WISH、RIIZE、Stray Kids、THE BOYZ、TREASURE、TWS、ZEROBASEONE、TXT(TOMORROW X TOGETHER)などが名を連ねています。
“ライブ感”が、SNSの拡散力を上げた
年末特番は、毎年「豪華だった」で終わりがちです。でも今年は、ライブバンドという要素が加わったことで、クリップで切り抜かれたときの熱量が違う。サビの盛り上がり、ダンスブレイクの迫力、歓声の乗り方まで含めて“画面越しでも伝わる”ため、SNS上での拡散が起きやすい構造になっていました。
ANNIEの今後と、ファンの期待
今回のANNIEの初MC挑戦は、「次に何を任されてもおかしくない」入口になりました。大舞台での進行は、実力だけでなく、信頼・相性・現場対応力も見られるポジション。その場に立ち、最後まで役割を果たしたこと自体が、キャリアの強い実績になります。
そして、ライブバンド導入は“K-POP年末特番の進化”を象徴する要素としても印象に残りました。曲の魅力を別の角度で引き出せる演出が増えるほど、ファンの視聴体験は更新される。だからこそ、2025年の歌謡大祭典は「今年は特別だった」と言われやすいのです。
まとめ
2025年のMBC歌謡大祭典は、新MC(ミンホ×ファン・ミニョン×ANNIE)の組み合わせ、20周年の節目、そしてライブバンド導入という“変化の要素”が重なり、話題が連鎖しました。年末の一夜で終わらず、後から切り抜きや感想が広がり続ける――その構造まで含めて、今年は強かったと言えます。
Jaden Lee
K-pop passionate fan journalist who brings receipts and shares news with energy. Known for fast-paced storytelling that resonates with fandom.
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