BTSの復帰がK-popの本当の問題を解決しない理由
BTS

BTSの復帰がK-popの本当の問題を解決しない理由

ニューヨークタイムズが2026年のK-popについて厳しい現実を突きつけた。BTSの復帰は確かに大きなニュースだけど、業界の創造性危機はそれだけでは解決できない深い問題なんだ。批評家たちが本当に言っていることを解説する。

Share:𝕏📘💼

BTSは戻ってくるけど、K-popにはもっと大きな問題がある

マジで大きなニュースが出た。ニューヨークタイムズが確認したのは、2026年春のBTSの復帰が来年のK-pop界で最大の話題になるということ。業界アナリストはすでにアルバム、ツアー、グッズだけで10億ドル以上の収益を予測している。これ、ヤバすぎ。SNSではファンが「彼らが道を切り開いた」「王たちが戻ってくる」みたいなコメントで大盛り上がりしてる。

BTS復帰2026ニューヨークタイムズ分析

でもここから大事な話。ニューヨークタイムズのポップ音楽批評家ジョン・カラマニカはかなり厳しいこともいってる。BTSの復帰は基本的には癒えていない傷の上の絆創膏だって言ったんだ。そして彼の指摘は的確なんだよ。

誰も認めたくない本当の危機

カラマニカははっきり言った。K-popの真の問題はBTSがいなくなったことじゃない。BTSを生み出したシステム全体が崩壊していて、あの時のような成功を再現できる人がいないってこと。

考えてみてよ。BTSは数字がすごいだけじゃなかった。ゲーム全体を変えたんだ。K-popのグループが完全に違う方法でグローバルに成功できることを証明した。でも批評家たちが気付いている問題はこれ。大きなエンタメ会社は何年もの間「次のBTS」を作ろうとしてるけど、上手くいってないわけ。

カラマニカはK-popのメインストリーム音楽シーンが創造的に行き止まってるって言ったのを、誰も曖昧にしてない。Stray Kids、TWICE、ENHYPEN、Seventeenは商業的には本当に成功してるけど、音楽そのものは繰り返ばかりでつまらなくなってきてるって。売上を出すための公式が実は芸術性を殺してるんだ。

NewJeansが業界の問題を証明している

この危機の最大の例は何か。NewJeansだ。このグループはここ数年K-popで最も革新的で、ビデオクリップとコンセプトがどうあるべきかを完全に変えた。でも所属会社ADORとの契約紛争のせいで、基本的に創造的に立ち往生して、そのモメンタムを保つことができなかったんだ。

カラマニカが指摘したのは、この全体的な状況がK-pop業界が本当に何を大事にしているかを明かすってこと。芸術を作ること、創造的な限界を押し広げることが大事ですか。それともお金を稼いでスケールアップすることだけですか。NewJeansの状況はその質問への答えだ。

Netflixのアニメが実は重要な理由

興味深いことに、この批評家はK-popについて良いことも言ってる。Netflixのアニメ「K-pop Demon Hunters」のこと。このショーはNetflix史上最も視聴されたムービーになって、架空の女性グループの曲「Golden」はBillboard Hot 100で8週連続1位。グラミー賞の候補にもなった。

カラマニカの評価は。これはK-popが今、優しくパロディされるほど大きくなったことを証明してるってこと。架空のK-popグループの曲がチャートでここまで来たって考えると、実は結構おかしいね。

これがBTSと君の推し様たちに何を意味するか

BTSについての最終的な批評家の判決は実は本当に敬意を払ってるもの。彼らを完璧なK-popの大使と呼んで、音楽的に柔軟で親しみやすく、完全に彼らの仕事に献身的だったって言ってる。2010年代のK-pop全体の本当のグローバルな突破口になったって。

でも本当のところ。BTSが戻ってくることは確かに業界にお金とエネルギーをもたらすけど、根本的な問題は解決しない。オリジナリティの欠如、繰り返しのような公式、芸術を作ることと利益を作ることの間の緊張。そういう問題は伝説的なグループが復帰するだけでは解決しないんだ。

だからさ、BTSについては盛り上がっていいよ。そこは本当に興奮する価値がある。でも同時に、グローバルにK-popに注目してる人たちが本当の創造性の問題を見てるってことも知っておいて。それはどんなカムバックよりも深い問題なんだ。

最新記事