
Stray Kidsがビルボードで歴史更新:数字でわかる「今の強さ」5ポイント
Stray Kidsが2025年を閉じるにあたり、ビルボード・チャートで文字通りK-pop歴史を作った。これは他のアーティストが達成したことのない連続的なチャート支配を意味し、日本のオリコン年間ランキングではK-popの最高位を獲得した。重要な数字をまとめてみた。
まず押さえたい:DO ITが「落ちない」
Stray Kidsが11月にリリースした『DO IT』(SKZ IT TAPE)は、ビルボード200で踏ん張り続けています。2026年1月3日付チャートでは29位に入り、トップ30圏内に5週連続でランクインしました。
さらに、ワールド・アルバムス・チャートでは首位をキープ。主要サブチャートでも安定して上位に名前が出てくるのが、今作の強さです。
『KARMA』が示すのは「ロングヒットの底力」
前作『KARMA』も存在感が別格です。ビルボード200で18週連続チャートインを達成し、Stray Kidsの自己最長記録を更新しました。
短期の話題性だけでは届かない領域で、作品が長く聴かれ続けている。ここが、今のStray Kidsを語る上で外せないポイントです。
日本でも「年間ランキング」で強さが見える
日本のオリコン年間アルバムランキング(2025年度)でも、Stray Kidsは大きな存在感を示しました。日本3rdミニアルバム『Hollow』が年間5位に入り、K-POPアーティストとして高い順位を記録しています。
- 『Hollow』:5位
- 『KARMA』:15位
- 『合(HOP)』:40位
- 『DO IT』:59位
- 『GIANT』:94位
“今年よく見かけた”ではなく、“年間を通して買われ、聴かれた”という証明になっています。
ビルボードの「歴史更新」は、1枚ではなく“積み上げ”
今回の話題を「DO ITとKARMAだけの快挙」に見せてしまうと、少しもったいないかもしれません。Stray Kidsの強みは、作品ごとの成功が“連続して積み上がっている”点にあります。
ビルボード200では『ODDINARY』以降、『MAXIDENT』『5-STAR』『ROCK-STAR』『ATE』『HOP』『KARMA』、そして『DO IT』まで、首位デビューが続きました。連続記録として語られるのは、この流れがあるからです。
結局、何がすごいのか:数字の先にある「信頼」と「現場」
ランキングや売上は結果ですが、背景にあるのは“次も聴きたい”と思わせる信頼の蓄積です。新作が出るたびに世界で反応が立ち上がり、チャートの数字がそれを後押しする。
そして、その熱量を現場で広げていくのがワールドツアー『dominATE』です。大規模会場を回るツアーとして語られ、グローバルでの存在感をさらに押し上げています。
2026年に向けて、次のリリースが“イベント”ではなく“更新”として待たれている。いまのStray Kidsは、まさにその状態に入っています。
Jaden Lee
K-pop passionate fan journalist who brings receipts and shares news with energy. Known for fast-paced storytelling that resonates with fandom.
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